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門屋の里帰り




今日は準君が、久しぶりにお家に帰って来てくれました。
とても嬉しいです。準君も可愛い笑顔です。
僕とはお話してくれないけれど、ママと楽しそうにお話ししています。
もちろんママも嬉しそうで、準君の為にホットケーキを焼いていました。
ママのホットケーキはふわふわで甘くてとても美味しいです。
なのに準君、何だかご機嫌ナナメさんです。
「……お母さん!なんだよこのホットケーキ!」
「可愛いでしょ〜?準の為にハートのホットケーキにしたの♪
あ、待っててね〜今、ママがチョコレートのうさぎさん描いてあげるから♪」
「いらねーよ!チョコぐらい自分で塗るよ!つか、何でハート型!?普通の丸でいいよ丸で!」
「だって、その方が可愛いじゃない……準、大好きだっていっぱい食べてくれたでしょう?」
「幼稚園頃の話だろ!?ガキじゃねーんだから、こういうの食べさせるの
やめてくれよ!あ!今日の夕飯何だ!?オムライスに旗とか立てるなよ!?絶対立てるなよ!?
あと、カレーとかシチューのニンジンを地味に型抜きするのも禁止だからな!?」
「準……急にどうしちゃったの?」
「俺は小4くらいからこの状態だよ!いい加減気付けよ!」
準君がママを責めるのでママが困っています。
これはいけません。僕が止めないと……と、思ったら丁度パパが来ました。
「準!!」
「なっ、何だよ!!?」
パパが準君を怒鳴ると、準君は少し怖がっています。
パパは元々のお顔が怖いから……それに、普段あまり喋らなくて和装なので、
パッと見は厳格な父親に見えます。でも、本当はとっても優しいパパです。
「久しぶりに帰ってきたと思ったらお前は!愛華ちゃんをいじめるんじゃない!」
ほら、こんな風にママをとても大切にしています。
「龍ちゃん……!いいのよ?私は平気だから……それより、準は
久しぶりに帰ってきたんだから怒らないで、甘えさせてあげて?」
「そ、そうか?愛華ちゃんが大丈夫なら……怒って済まなかったな、準。
今日はパパとお風呂に入るか?」
「ふざけんな!入らねーよ!!」
「じゃあお兄ちゃんと入るか?」
「入るわけねーだろバカじゃねぇの!?」
「じゃあ愛華ちゃんと……頼む!俺も入らせてくれ!!」
「お母さんと2人で入ってろバカ親父!俺は一人で入る!!」
準君、さっきから大声出してばっかりです。
けど……僕とお風呂に入ってくれないのは少し残念です。
「あぁ――ったく、久しぶりに帰ってきたんだから、
少しはくつろがせてくれよな……」
そう言って準君は、オレンジジュースを飲もうとしていたんだけど、
コップのひよこさんと、ハート型の氷に気付いてまた嫌そうなお顔をしていました。
可愛いのになぁ。
その後、準君はパパやママと楽しそうにお話ししていました。
準君は廟堂院家と言う大きなお屋敷で執事さんをしています。
話の内容を聞く限りでは、準君は皆から褒め称えられ、無くてはならない人材で、
手下がいっぱいいて、女の子にモテモテだそうです。
準君は昔から、僕なんかよりずっと、お勉強もスポーツもすごく良くできた子なので、
僕は「そうなんだなぁ〜」と思って聞いていました。
ただ、女の子にはあんまり縁がなさそうだったけど、執事さんになってから
モテモテになってきたのかもしれません。準君は、やっぱり僕の自慢の弟です。

そんな時、僕のケータイ電話にメールが来ました。
「あ。大一郎さんからだ〜」
「はぁッ!!?」
僕が何気なくそう言ったら、準君はビックリしたお顔です。
「おっ、おまっ……何で、お前に兄さんからメールがくんだよ!?」
「え……?だって、前にアドレス交換したんだよ〜〜?」
「なっ、なんっ……!?」
準君、口をパクパクして鳥の赤ちゃんみたいで可愛いです。
ちなみに“兄さん”って言うのは大一郎さんの事。
大一郎さんは、準君の先輩で、執事さんの一番偉い人です。
準君に“兄さん”って呼んでもらえるのがすごく羨ましくて、
(準君は5年生くらいから僕の事を“お兄ちゃん”系の呼び方で呼んでくれません)
でも、大一郎さんは僕と違ってとてもカッコ良くてオシャレで
優しい人なので、仕方ないのかな〜とも思っています。
僕とも仲良くしてくれて、たまに一緒にお食事に行ったりする事もあります。
準君は何を慌ててるのかな?
「お、お前……あの人がどういう人だか知ってんのか!?」
「優しい人だよね〜〜?この前、一緒にレストランに行ったよ〜〜?」
「ひっ!?ばばっばばバカ!何ノコノコ外食してんだよ!!
あの人ホモだぞ!?男が好きなんだぞ!?」
「そうなの〜〜??」
「だっ、だから……お前みたいにぬぼーっとしてたら
食われんだよ!危機感持てよ!もう会うな!!」
「え〜〜……でも、僕達お友達だよ〜〜?」
「うるせ――!もう会うなったら会うな!」
準君に怒られてしまいました。
大一郎さん……僕にとって、大切なお友達です。
男の子が好きな人、っていうだけで遠巻きにするのは
何だか違う気がします。だって、“男の子が好きだ”っていう事と、
“男の子だったら誰でも手を出す”事は違うと思うから。
やっぱり僕には納得できません。
大一郎さんとは、準君の事も話せるし。
だから僕は準君に言いました。
「準君……心配してくれてありがとう。でも、やっぱり大一郎さんは
お友達だから、急に避けるなんてできないよ。それに準君の事も
お話しできるし……」
「え!?はっ!?お前、兄さんに余計な事喋ってんじゃねーだろうな!?」
「よ、余計ない事??は、喋ってないと思うよ〜〜?
準君が幼稚園の時、よく一緒に寝たお話とか〜〜……」
「うわぁぁぁっ!!ふざけんな!幼稚園の時の俺なんて俺じゃねぇッ!
お前なんか大嫌いだこのクソ兄――――ッ!!」
「あ!準君……!」
準君は、真っ赤なお顔で走っていってしまいました。
と、思ったら戻って来て、ドアの隙間からちょこっとお顔を出して
「っていうか、別にお前の心配なんかしてねーよ!眼鏡!天パ!
自意識過剰!バーカバーカ!!」
って言って、やっぱり行ってしまいました。
僕はまた準君に嫌われてしまったようです。
毎回、準君がお家に帰ってくると“今回こそ、ちょっとは仲良くなれるかなぁ”
って……期待するのですが、今回もダメだったようです。
「愛華ちゃん……俺は、愛華ちゃんが男の子でも愛華ちゃんが好きだ!!」
「龍ちゃん……私も、私が男の子でも龍ちゃんを好きになったと思う!!」
パパとママは、本当に仲良しです。
僕も準君とこれくらい仲良しになれたらいいのに。
「あ!一ちゃん!さっきの、気にしちゃんダメよ?
もう準ったら……お兄ちゃんに意地悪言わない様に、ママが言ってあげるからね?」
「そうだぞ、一!パパも準によく言い聞かせるから元気を出せ!」
「ありがとう。パパ、ママ」
パパとママは優しいです。大好きです。

僕は自分の部屋に戻りました。
そして、さっき見る事の出来なかった大一郎さんからのメールを見てみました。
(え……?)
大変です!そこには大変な事が書かれていました!
準君が年下の子をいじめてるって!
(そ、そんな……準君が……!)
僕は信じられませんでした……けど、そう言えば
準君は昔から、たまにやんちゃ過ぎてお友達を泣かせたりする事がありました。
それはその時にパパやママが叱って……酷かった時には僕が叱った事もあります。
準君は、叱ればきちんと反省してくれました。
けれど……今、また?
(確かめなくっちゃ……!!)
僕は準君のお部屋に走ります。

準君のお部屋の扉を開けて……
「準君!!」
って、思わず大きな声が出ました。
「っ、勝手に入ってくんなクソ兄!!」
床に座って、ケータイ電話で遊んでいたらしい準君はビックリして怒っています。
けど、僕は真実を確かめないといけません。
「ごめんね。準君、大一郎さんに聞いたんだけど……準君、年下の子をいじめてるの?」
「は!?」
準君が持ってたケータイ電話が落ちました。
それを慌てて拾って怒ったお顔をしています。
「おっ……お前に関係ねーし!別に、いじめてねーよ!
アイツがトロイから、ちょっと……鍛えてやってるだけだし!」
「……準君……」
準君が何か叱られる様な事をした時は分かりやすいです。
でも、こんな風に動揺するっていう事は、まだ罪悪感があるという事……
僕は少しほっとしました。準君は本当は優しい子なのです。
そうやってじっと準君を見つめていると、準君はますます慌てふためいています。
「な、何だよ……お父さんとお母さんに言いたきゃ言えば!?
俺は別に無実だし!兄さんは大げさなんだよいつも!」
「でも、準君がその子をつねったり蹴ったり叩いたりしてるって……」
「だったら何だよ!?お前いつまでここにいるわけ!?ウゼ―んだよ出てけよ!」
「!?」
ドンッ!
僕の真横にクッションが直撃しました。
避けなければ顔に直撃だったでしょう……
機嫌が悪いと物に当たるのも準君の悪い癖です。
それに、この様子だと“年下の子をいじめてる”のは本当みたい。
準君を誰かが叱らなければいけません。
(どうしよう……パパかママに言った方がいいのかな……?)
ちなみに、どちらかに話せばどちらにも話がいきわたるでしょう……
準君は二重に怒られる事になってしまう。
それに、せっかく久しぶりに帰って来たのに、パパやママに
叱られるなんて準君はきっと悲しいに違いありません。
確かに準君が悪いのですが……準君は意外と繊細な子です。
だから、小さい頃からいもしないものを怖がるのです。おばけとか。
(僕なら……)
僕なら、元々準君に嫌われているから、準君も叱られて悲しい事は無いかもしれません。
準君さえきちんと反省してくれれば、パパやママに黙っていてあげる事もできます。
「おい!何ぼーっとしてるんだよ!さっさと出ていかねーと、次は顔面に当てんぜ!?」
準君が2個目のクッションを投げようとしています。
また大きな音が鳴ると近所迷惑です。
やっぱり、それを避けるためにも僕が準君を叱った方がいいみたいです。
僕は準君にグンと近付いてクッションを持っている手を掴みました。
「ぁ……!」
クッションは床に落ちます。ご近所への心配はこれで無し。
「は、離せよ!!何だよ!ノロマのくせに!ボコボコにされてーか!?」
「それはされたくないかなぁ〜〜」
「だ、だったら……」
「でもね、準君悪い子だから……悪い子にはお説教とお仕置きね」
「はっ!?」
暴れていた準君を膝の上に押さえつけて、ズボンとパンツを下ろします。
こんな事……いつぶりだろう。懐かしい感じがします。
でも準君はますます暴れてやりにくいです。
「お前バカじゃねーの!?はっ、離せ!ふざけんな!
こんな事して後でどうなるか分かってんだろ――な!?
弱いくせに!んっ、ひ弱のくせに!くそっ、離せよ!!メガネ割るぞ!
な、ん……で!!」
準君、体を捻ったり反り返ったりして必死になっています。
もがけばもがくほど焦っているようにも見えます。
準君、ちっとも昔と変わっていないので安心しました。
昔のままなら……きっと、叱れば分かってくれるから。
僕は準君のお尻に手を振り下ろしました。
パン!
「いっ!?やっ……ふざけんなよマジでぇッ!!」
「ふざけてないよ」
僕は真面目なのに準君酷いなぁ。
けど、悲しんでる場合ではありません。
準君にお仕置きするためにも、もっともっと手を振り下ろします。
パン!パン!パン!
「痛っ!おまっ、え!やめろよ!やめろって!」
「やめないよ。準君ダメでしょう?年下の子をいじめたら」
「うるせーよ!何でお前なんかに説教されなきゃいけねーんだよ!離せぇぇっ!」
「準君!!ちゃんと反省してくれないと、もっと酷く叩くよ!?」
バシィッ!
「うわっ!!ぅっ、……!!」
少し強めに叩くと、準君は悲鳴を上げて自分で口を塞ぎました。
その後、少ししてから手を外して叫びます。
「な、何で、お前なんかに……偉そうにされてたまるか!!」
(準君……)
パン!パン!パン!
準君のお尻を叩いているのに、準君は全然僕の言う事を聞いてくれません。
いつもなら、お尻を叩きながら叱ったら聞いてくれるのに。
それだけ僕は、準君の中で言う事を聞きたくない存在になってしまったのでしょうか?
悲しいけれど……僕の感情は今関係ありません。
準君がいい子に戻ってくれる事が重要です。
その準君は相変わらず喚いています。
「いってぇーな!お前いい加減にしろよ!バカ!眼鏡!天パ!
お前がそんな事したって全然効かねーんだよ!調子のんなバ――カ!!」
(あ!そっか、効いてなかったんだ……)
うっかりしていました。昔と違って準君も大きくなっているので
昔みたいな叩き方じゃ、反省できないみたいです!
あまり思い切り叩くのも可哀想かと思っていましたが、それは間違いだったみたいです。
(準君……それを教えてくれるなんて……やっぱり、準君も
きちんと反省したいと思ってるんだなぁ……!)
準君は、やっぱりいい子でした。
と、言う事で僕は……、力の限りお尻を叩く事にしたのです。
準君が可哀想だけれどここは……
ビシッ!バシッ!ビシッ!
「ひゃぁぁぁっ!?」
準君が大きな悲鳴をあげます。
良かった。効いてるみたい。

最近ジムに通い出した甲斐がありました。

バシッ!バシッ!バシッ!
「なっ、なっ、何でぇっ!?痛い痛い痛いぃぃッ!!」
「痛いでしょう?お友達も叩かれたら痛かったんだよ?分かった?」
「うっ、うる、うるぅっ……あぁああああっ!」
「うるさいって?」
「うぅぅううう〜〜〜〜っ!!」
準君が呻きながら首を縦に振りました。
うん。準君が言いたかったのは『うるさい』で合ってたようです。
“お友達も叩かれたら痛かったんだよ?分かった?”→“うるさい”
……あれぇ?準君、ちっとも反省してません。
「こら準君!僕の言ってる事分からないの?
年下のお友達を、叩いたりしたらダメなの!叩いたら痛いでしょう?
怪我しちゃうんだよ!?準君だって、今叩かれて痛いって言ってるじゃない!」
「いひぃっ!!黙れぇっ!痛いんだよ!やめろよバカぁッ!!
お前に関係ね――んだよぉぉぉっ!!うわぁぁん!」
「関係あるよ!僕は準君にいい子に戻って欲しいんだ!」
バシッ!バシッ!バシッ!
準君のお尻はもう全体的に真っ赤になってきました。
そろそろ泣きだしてもおかしくありません。
「なっ、何が“いい子にもど……っふぁあああん!!ガキ扱いすんじゃね――しねぇぇぇっ!!」
「準君!人に“死ね”なんて言っちゃメッ!」
ビシィッ!!
「うわぁああああん!!」
つい、力を入れて叩いたら準君は泣きだしてしまいました。
可哀想だけれど仕方がありません。
“死ね”なんていう言葉は悪い言葉です。
それにしても、準君……
「準君?どうして“ごめんなさい”しないの?“ごめんなさい”しない子は悪い子だよ?
いつまでもお尻ぺんぺん終わらないよ?」
バシッ!バシッ!バシッ!
「ふわぁっ!やぁぁぁっ!もうやだぁぁぁっ!痛いぃっ!うわぁああああん!」
準君はもう泣いてばっかりです。
真っ赤なお尻の上をずっと叩いてるから痛いんだろうけど。
けど、きちんと“ごめんなさい”と謝って、反省してくれるまで
お仕置きをやめるわけにはいきません。僕の体力なら大丈夫だし。
バシッ!バシッ!バシッ!
「やだぁぁぁっ!ごめんなさい!ごめんなさいもうしないぃぃっ!」
「うん。もうしないね?反省した?」
「反省したぁぁっ!ごめんなさぁぁぁあい!!うわぁあああん!!」
やっと、準君が謝ってくれました。
反省もしてくれたようです。
「じゃあ、年下のお友達にもちゃんと“ごめんなさい”して仲直りしようね?」
「やだぁぁぁっ!何で俺がアイツに謝るんだよぉぉぉぉっ!!」
「……準君まだ悪い子だ」
バシッ!バシッ!バシッ!
「うわぁあああっ!やぁぁっ!ごめんなさい!ちゃんと謝るぅっ!仲直りするぅぅッ!!」
「いい子になった?」
「いい子になったぁぁぁッ!ごめんなさぁぁぁい!!」
バシッ!バシッ!バシッ!
最後に少しだけおまけをつけて……
準君がいい子になってくれたようなので、僕は準君を膝から下ろしてあげました。
「うわぁああああん!バカぁぁぁ!眼鏡!天パぁぁぁ!!」
ズボンやパンツを穿かせてあげても、準君は僕に抱きついて泣いていました。
準君の僕への悪口のレパートリーが“眼鏡”と“天パ”しか無いので……
あ、あと、“天パ祭り”もあったかな?
(“天パ”はきっと“天然パーマ”の略です。僕は癖っ毛だから……)
とにかく、その3つしか無いので可愛いです。
準君は、優しい子なので悪口が上手じゃないのです。
少しすると……準君も元気が戻ってきたようです。
「おっ、お前!この事絶対お父さんとお母さんに言うなよ!?」
「言わないよ?」
「あと、兄さんにも言うなよ!?言ったらぶっ飛ばすからな!?」
「言わないよ」
「あっそ!だっ、だったら許してやるよ……!」
「ありがとう〜〜……」
「…………」
準君は、しばらく考えるみたいな間を開けて、赤いお顔で言いました。
「それからアレだぞ!?さっき、その……お前に抱きついてたのは……
手頃なクッションが無かったからだぞ!?何か、抱きつく物が欲しかったんだよ!
勘違いすんなよ!?」
「分かってるよぉ。僕……立派なお兄ちゃんじゃないから、準君に嫌われてるもんね」
「そんな事言うな!!」
「え?」
「あっ!」
準君、その時本当に目がテンみたいな顔になっていました。
「いや、あの……俺はお前嫌いだけどな!お前が俺に嫌われてるとか言うな!」
「?……うん」
良く分からないけど、嬉しいです。
だから僕は思わず準君にこう言っていました。
「僕は準君の事大好きだよ?」
「はぁッ!?な、何当たり前の事言ってんだよ……ッうわぁぁっ!
じゃなくて!えっと!気持ち悪り――んだよバカ眼鏡天パ――!!」
準君は部屋の外へ走っていきました。元気だなぁ。
やっぱり、準君は僕の可愛い弟なので、大好きです。




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【作品番号 BSS17】

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