![]() ハロウィンジェラシーモンスターズ ☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆ 戻る ☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆ |
(やっぱりカップルじゃないなら潰せないや……) と、結論付けた。 すると小二郎が夕月に向けて可愛い小さな袋を差し出した。 「大堂先生……あの、これ……クッキー、食べて下さい」 「えっ!?いいの!」 驚く夕月に、鷹森の方も笑顔で小さな袋をくれる。 「そういうお祭りですから。僕からもどうぞ」 「うわぁ!嬉しいなぁ!ありがとう二人共!あ!……私は持ってないんだ……ごめんね?」 済まなそうにする夕月を慰めるかのように、二人は笑顔で言う。 「いいですよ、そんなの。夕月先生に会えただけで嬉しかったです」 「お、オレも!」 「二人共……ありがとう!!」 こうして夕月は笑顔で鷹森と小二郎に別れを告げ、 キャプテン・ジェラスとジェラス2号の元に戻ってくる。 「お菓子もらっちゃった!3人で食べようよ!」 「…………」 「…………」 無言な2人に夕月が不思議そうな顔をすると、気を取り直す様にキャプテン・ジェラスが笑う。 「よ、よし!鷹森は俺がいつでも倒せるし!帰ってからお仕置きしておくぜ!次行くぞジェラス2号!」 「イエッス!キャプテン・ジェラス!」 立佳も空気を呼んで元気に敬礼して、夕月も真似して嬉しそうに敬礼していた。 そんな感じでハロウィン・ジェラシー・モンスターズは またカップルを見つける。 「あ!見て見て!カップルがいるよ!」 (おわぁぁぁっ!!あれはッ!!) 夕月が指さす方向を見てジェラス2号が飛び上がった。 なんと、そこにいたのはジェラス2号の知り合いである閻廷と閻濡。 お互い学生っぽい制服姿で、ちゃっかり人々に交じってイチャイチャしていた。 (な、何でパパ様と閻濡お姉ちゃんがいるの!?) 青ざめるジェラス2号の横で、キャプテン・ジェラスはギラリと目を光らせている。 「ほほう。なかなか潰しがいのあるカップルじゃねぇか?」 「ひぃぃっ!ダメダメ!あの二人、オレの知り合いなんだ!カップルじゃなくて親子だよ!」 「あん?親子?あんな歳が近そうな親子がいるわけ……」 「わわっ!あの二人ちゅーしてるよ!?」 夕月の慌てた声に、キャプテン・ジェラスもジェラス2号も、慌てて閻廷と閻濡の方を見た。 二人は人目憚らずキスしている。しかも濃い方の。 顔を真っ赤にしたキャプテン・ジェラスが叫んだ。 「ありゃどう見ても恋人だろうが!!親子でアレはアウトだろ!」 「いやいや!オレの国ではありなんだって!」 「お前何人だよ!!?」 キャプテン・ジェラスとジェラス2号が必死で言い争うけれど そんな口論はつゆ知らずにイチャつくあの二人が親子だと、どうしても信じてもらえない。 「わっ、分かった!信じてもらえないならオレが行く!」 ジェラス2号がそう言って、勢いよく閻廷と閻濡に駆け寄った。 他の二人はとりあえず成り行きを見守ろうと人ごみに溶け込む。 ジェラス2号は偶然を装いながら閻廷と閻濡に声をかけた。 「やぁ!パパ様と閻濡お姉ちゃんじゃない!どうしたのこんな所で?」 「おぉ立佳!お前も来てたのか!」 「こんばんは立佳。可愛いお洋服だね」 フレンドリーに接してくれる閻廷と閻濡。 ジェラス2号がそっと後ろを振り向くとまだ疑わしげなキャプテン・ジェラスの視線が怖い。 (うぅっ……キャプテン・ジェラスが睨んでるよ! ここは、ハロウィン・ジェラシー・モンスターズの一員として二人を潰しとくべき?) しばらく迷うジェラス2号。 そして、答えを出した。 一応、形だけ潰す 潰すなんてできない |
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