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二鬼飲み会 煤鬼・灯美鬼カップリングアンケート1位記念作品 |
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※カップリングアンケート一位だったため、二人で飲みに行ってもらいました。 灯美鬼「まさか、またアンタと飲むことになるとはねェ……。 カップリングアンケート一位だから、オイラ達が付き合うとかそういう話になんのかい?」 煤鬼「バカ言え。俺は恋心姫一筋だ」 灯美鬼「あははっ!冗談冗談!いいねぇアンタのそういうトコ!オイラ好きだよ? オイラも旦那一筋だし、お互い健全な飲み会になりそうだ♪」 煤鬼「何だお前……結婚してたのか?」 灯美鬼「あぁ。つい最近、相手が見つかってね」 煤鬼「ふぅん……で、お前を娶った物好きは誰なんだ?」 灯美鬼「剛鬼(ごうき)」 煤鬼「…………え?」 灯美鬼「剛鬼だよ。アンタが知らないわけないだろう?元西部45団の団長なんだから。 今の北西部223団でも団長だけど」 煤鬼「えっ、まっ、なっ……だっ、だって、剛鬼兄さん、前、そんな事、一言も……」 灯美鬼「あぁ、ちょうど前の飲み会の時の、アンタが帰った後に二次会があってさぁ! そこでな〜んか意気投合しちゃって!色々話したけど、アンタが元気だった事すっごい喜んでたよ? 可愛がられてたんだねぇ?まぁ……オイラが伝えといてやるよ、“煤鬼が女の趣味が悪いって言ってた”って」 煤鬼「おいやめろ!!おめでとう!すごくおめでとう!!」 灯美鬼「ありがとう。でも……オイラを娶るのは“物好き”なんだろ?」 煤鬼「違っ……からかうな!分かるだろう!?剛鬼兄さんは怒ったら怖いんだ!!」 灯美鬼「あー、そう言えば。昔アンタのお尻を叩いてお仕置きした時に、漏らさせちゃった事があって、 アレは今思うと可哀想だったなぁって言ってたよ?」 煤鬼「うわぁああああっ!!気にしてない!子供の頃の話だから!もう気にしてないって伝えてくれ! あとその話は今すぐやめろ!!今後一切、剛鬼兄さんから聞いた俺の情報を語るな!!」 灯美鬼「え〜〜……いい話のタネになると思ったのに……まぁいいや。 そういうわけだから煤鬼、何かあったらオイラの事も頼りにしてくれていいからね? あと“灯美鬼姐さん”とでも親しみを込めて呼んでくれたらいいから!」 煤鬼「……え?は?な、何でお前を“姐さん”で呼ばなきゃならん……」 灯美鬼「逆に剛鬼だけ“兄さん”呼びでもおかしいだろ? アンタ剛鬼の前でオイラの事呼び捨てにできんの? こういうのって普段からきちんとしとかないとポロッと出ちまうよ〜〜? まぁ剛鬼はアンタの事可愛いだろうから許してくれるだろうけどさぁ……お尻一万叩きくらいで」 煤鬼「…………」 灯美鬼「ん〜〜?子供じゃないからこんな脅しじゃ怖くないかね?」 煤鬼「……想像したら眩暈がした。言っておくけど、今やられてもリアルに泣く自信があるぞ…… くそ!分かった分かった!呼べばいいんだろう灯美鬼姐さん!!」 灯美鬼「いや〜〜!アンタやっぱり可愛いね!剛鬼のお気に入りなの分かる〜〜っ!」 煤鬼「そりゃどうも!もう帰っていいか!?お前に下手な事が言えなくなった!!」 灯美鬼「え〜〜!せっかくだからまだ飲もうよ〜〜!あ、何か食べる物頼む!? アンタ体小さいんだからしっかり食べなきゃ!剛鬼も言ってたよ? “煤鬼は相変わらず小さかったよなぁちゃんと食べてんのか?”って!」 煤鬼「小さい小さい言うな!俺は家族の中では一番大きいで通ってるんだからな!」 灯美鬼「ハイハイ、オイラよりは大きいもんねぇ?さ、今夜はオイラの驕りだ! 好きなの頼んでいいよ!アンタの話も全然聞いてないし! またお姫さんの惚気話がしたいんだろ?」 煤鬼「うぁぁくそっ……この段の食い物全部!!あと酒も追加だ!」 灯美鬼「そうこなくっちゃ!まだまだ夜は長いんだから♪」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 気に入ったら押してやってください 【作品番号】oiwaioni TOP>小説>妖怪御殿 戻る 進む |