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鬼姫げーむ(文章版)
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三回勝負が終わったけれど、ハッキリとした勝敗はつかなかった。
強いて言うなら、俺の方が一回多く勝っているというところだ。
で、でも……これで一応、灯美鬼の望みは叶えたし、あとは帰ってもらえば……
そう思った途端だった。
「煤鬼……」
「ヒッ!?」
いつの間にか目の前に、俺に疑惑の目を向ける恋心姫が立っていた。
「こ、ここ、恋心姫……!!」
「しゃがんで」
「え……?」
「しゃがみなさい」
明らかに怒っている恋心姫にキッパリ命令されたので、俺は言われた通り膝をつく。と。
恋心姫にぎゅっと手で顔を挟みこまれて無理やり上を向かされ、目を合わせられた。


「貴方って子は、この前あれだけきつ〜〜くお仕置きしたのに、
まだ懲りないんですか?もっときついお仕置きをしないといけませんね。
おちんちんを紐で縛って無理やり気持ちいの我慢させてあげましょうか?
それとも、おちんちん鞭で引っ叩いてあげましょうか?
もちろんお尻は、この前よりいっぱいぺんぺんしてあげましょうね」
「う、ぁ……」
目が本気の恋心姫に恐ろしい事を言われて、まともな言葉が出なくなる。
聞いてるだけで痛くて苦しそうな事をされるのも怖いけれど、
本当に怖いのは、それをされてうっかり気持ち良くなってしまう事。
というか……いくらなんでもそんな酷いお仕置きをされたら
俺の魔羅が壊れてしまいそうだ!そうなったら悲し過ぎる!
どうにか恋心姫に、他のお仕置きにしてもらわないと!
俺は必死に言葉を紡ぐ。
「恋心姫、嫌だ、許してくれ……大事なところに乱暴されるのは怖い……。
他のお仕置きなら頑張って受けるから……!
ええと、ええと……恋心姫にその、挿れられる、とか……
胸なら多少はいじめてくれて構わないし……」
記憶の中から、今まで恋心姫主導でやられた事をかき集めて言ってみる。
……我慢させられる系は除いて。
何だか涙も出てきて情けない事この上ないが、大事な物を失うよりマシだ。
顔が火照ってきても頑張って言い切った。
「お、お願いだ……恋心姫に挿れられたり、胸を攻められる
お仕置きをして、ほしい……」
「……分かりました」
おお!助かっ……た……!!
気が抜けたら、急に体が軽くなる様な感覚に襲われる。
頭も真っ白になって、ふと我に帰ると……



――恋心姫が嬉しそうに俺の顔を覗き込んでいた。
「…………」
だんだん頭がハッキリしてきて、今、俺の体は横たわっている。
俺は……俺はもしかして今の今まで、眠ってたのか??
(全部、夢……?そうだ、灯美鬼がここへ来るわけがない……
はぁぁ、良かったぁぁ……!!)
バクバク鳴っている心臓を押さえて心から安堵した。
と、同時に何だか嫌な予感もする。
予感が外れてくれと念じながら、恋心姫に声をかけてみた。
「お、俺は……寝てたみたいだな……」
「寝てましたよ ふふっ、寝ながら可愛い事言ってましたよ?」
あ……。
聞きたくない。聞きたくないけど、聞くしかない。
「何て……言ってた?」
「“恋心姫に挿れられたり、胸を攻められるお仕置きをしてほしい”って。
煤鬼ったら、妾とえすえむする夢見てたんでしょう?
夢の中でもおねだりしてるなんて、仕方ない子ですねぇ
ご希望通り、今夜はた〜〜っぷり可愛がってあげますね?」
「いや、それは、違うんだ……!」
「恥ずかしがらなくてもいいんですよ?
煤鬼だって、そういう日もあると思うし……
ふふっ、前から思ってたんですけど、煤鬼は意外と
おっぱい気持ち良くされるのも大好きですよね!」
「ほ、本当にそうじゃなくて……!」
「大丈夫!誤魔化さないで!言いにくいから夢に見ちゃったんでしょう?
可愛いおねだりしてくれて、妾嬉しいです!
男ミョウリに尽きるというヤツですね!」
ああ、恋心姫は本当に嬉しそうにしている。
ここまでその気になられたら、もう気を変えさせるのは無理かもしれない。
うぅう……嬉しいはずの夜のお楽しみが!今夜は気が重い……!!
……はずなのに、何故だか股間が疼くのも情けない……。
これも、夢の中でとはいえ、灯美鬼と脱衣ジャンケンをした罰だろうか?


END4 あさまでこぉす


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【作品番号】ohgame ed4

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