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めりーくりしゅましゅ
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クリスマス・イブ・・・それでも特に男も居ない、私はいや〜な事にバイト・・だったのよね ・・別にそんな苦じゃないわよ?・・けど・・やっぱりこーいう特別な日ぐらい、バイトバイトな毎日であんまり遊べない、妹のマナと遊びたかったな〜って思っただけ・・ うん、そう思ったけど、ちゃんとバイトに行ったわよ、だって、妹と遊びたいからってサボルなんておかしいでしょ? だから、ちゃんとバイト頑張ったわよ・・と言っても、途中で帰っちゃったんだけどね・・ まぁ、色々あってね・・たぶん・・ああなったら誰だって、働いてても・・途中で帰っちゃうって ・・・・・・・・ 「おかあさーん、ちょっと化粧品借りるねー」 居間の方から「はぁーい」と聞こえてきたので、遠慮なく借りる事にした私は、化粧台の前に座り、メイクし始めた・・・・そんな時に・・ ガチャ・・ 「あー、おねえちゃ〜んっ!・・あーーーっっ!!!」 妹のマナがドアを開けるなり、私を指を指して声をあげた わっ!・・・と驚いた私は、紅い口紅で口が口裂け女・・とかそういう妖怪みたいになった・・・ 「いきなり、声あげないでよ・・」ふきふき・・ とりあえず、口紅をふいておとして、人間に戻した 「だってだってだってぇ〜・・お姉ちゃん、ママのおけしょーひんでイタズラしたら、怒られちゃうよ?・・メッなんだよ?」 「あぁ・・そういう事ね、大丈夫、ちゃんと借りるって言ってあるし、お母さんもOKしてくれたから」 「えー?・・む〜マナはダメって叱られるのにぃ・・・おねえちゃんだけ・・ズルイ」 「ふふん、お姉ちゃんはお・と・なだからね」 そう言いながら、頬をぷ〜と膨らましているマナの鼻先に私はイタズラちっくに人差し指を伸ばし、ちょんっとやさしくつついた 「ぅ〜大人ってずるい・・」 「はいはい、嫌な事、言わないのっ・・・ん〜・・じゃぁ、マナにもメイクしてあげよっか?」 「えっ?ホント?わーいっ」 ぴょんと飛び上がるような勢いでこっちに突っ込んできたマナ、ちょっと勢いあって、危ないけど、それほど嬉しいのね・・と思いながら、マナに鏡の前に座らせると、メイクを施す・・・ ・・あっ・・と・・、ちょっとこれはやりすぎね・・・V系かも・・ふきふき・・・ ・・ん〜、マナはピンクが似合うよね・・ピンクの口紅・・どこだったかなぁ・・・がさごそ・・ ・・マスカラはいいかなぁ・・ そんなこんなと、色々考えながら、メイクしていき・・・・ 「よし、後は、コレで、こう・・きゅきゅ〜と・・はい、完成」 マナのぷにっとした頬、ピンクの口紅をクレヨンのように使い、ハートマークを描いてあげた、うん、われながら・・なかなかの、おもちゃにしてますっぷりね、まぁ、それでも結構気を使った方かな? 「わーいっ、かんせーっ」 両手を上げて満面な笑みを見せるマナ、私もつい、ニッコリしちゃいそう・・って、あ、してたみたい 鏡を見ると、ニッコニコに笑っている姉妹が映っていた・・・って何か忘れているような・・・ 「あっ!!」 「わっ!な・・なに?おねえちゃん・・」 「バイトッ!あっちゃ〜早く用意しないとっ」 私は慌てて、メイクを施す、・・まぁ、もういっか、口紅だけでっ!・・手抜きかな・・あーもう、いいや、そんだけでっ 「(きゅっ)ん・・んぱっ、うん、OK」 「・・・んぱっ・・うん、おっけー」 口紅を塗った後、唇を少し、すぼめてすぐさま、んぱっと開く、私のその動きをマナがマネをした・・ホントーは何がOKなのか、わかってないんでしょうけどね・・ふふふ 私は、微笑みながら、マナの頭をなで『良い子にしてなさいね、じゃねっ』と言った後、バイト先に向かった・・ ・・・・・・・・・・ え?ああ、大丈夫、遅刻しそうだったけど、遅刻しなかったわよ まぁ、・・・こっからよ・・・・・・・これからが問題なのよね・・ ・・・・・・ 「有難う御座いました〜ばいば〜い」 サンタさんを意識した服装を身に纏いながら、バイトに勤しむ私 ケーキを買っていった、親子に手を振り続けた やっぱり子供って可愛いわよね・・ふふっ、まだ、笑顔で手を振ってくれてるっ・・・ばいば〜い、私は笑顔で振り続けてくれている子が遠くに行って、見えなくなるまで、手を振り続けようとした・・ そんな中・・ 「りなっちじゃなかった・・吉田せんぱ〜い」 遠くから、私を呼ぶ友人兼バイト仲間、畑山 ゆずの声・・なんだろ? 「ん?どうしたの?ゆず?・・別にいつも通り、りなっちで良いわよ?」 「あ、そうでしたか?じゃぁ、りなっち先輩、誰に手振ってたんですか?死んだおじーちゃんにですか?」 「ちょ・・・何でそんなこと言うの・・私・・オバケ苦手なんだからぁ・・」 怖いモノが苦手なのよね・・特に幽霊とか怒ったお母さんとか・・・まぁ、今の場合、一番怖いのは・・そのゆずの頭よねぇ・・・何でこんな事考えられるのかしら? 「はい、知ってます♪」 確信犯か・・・嬉しそうに言っちゃってくれてるわね・・まぁ、それだけ嬉しそうだと、こっちも・・ちょっとだけ、嬉しくなった・・・・・かも 「もぉ、知ってるなら、そういう事言わないでよ・・というかおじーちゃんはウチには居なくてもこの世にはいるから」 「そうでしたか〜、いやぁてっきり幽霊でも見えていて、その霊に手を振ってるのかと〜」 「・・そうなってたら、悲鳴あげてかえってるわよ、・・ところで、ゆず、何か用があったんじゃないの?」 「あ、そーでしたっ、りなっち先輩、すみませんけど、ちょっと、店外販売と宣伝してる所、悪いんですが、店の方に、戻ってくれません?たぶん先輩の妹さんと思われる子、迷子として保護してますからっ」 「・・・え?」 りなっち先輩・・って私の事よね・・・私の妹・・ 「・・・マナが!!?どどっどこに!?」 「みっ・・店のいっつも私たちが休憩してるトコでっす」 私たちが・・休憩してる所といえば・・ 「従業員専用喫煙所ねっ!んっありがとっ!」 「あっ・・あっあっちょ・・ちょっと待ってください〜〜りなっちせんぱ〜〜い」 何でまたっ、もしかして、さびしくて、私に会いに来たの!? 私はそう思いながら、店へと急ぐっ!マナの居場所だけ聞くと、教えてくれた同僚と共にダッシュッ! だだだ・・・ガチャッ 「・・マナッ!」 「あっおねえちゃん」 店のいつも休憩してる所の部屋のドアを開けるとマナが、マナが私を見るやいなや、がばっと抱きついてきた 「・・どうしたの?マナ?」 「お姉ちゃんに会いに来たの〜マナねっ!それでねっそれでねっ!」 にこにこ、きゃっきゃっとした感じに答える嬉しそうなマナ・・・ちょっとこの笑顔には叱る気が・・ちょこっと萎えたけど・・ 「マナッ!!!」 「おねっ・・ひゃぅっ!?」 私の怒声に、言葉途中で驚くマナはすっとんきょう気味な声を上げた 「何で、こんな遠い所まで来ているの!?お母さんが心配するでしょ!?」 「ひぁ・・あ・・あ・・ごめん・・・・」 「ごめんで済まなかったらどーするの!?迷子になって、たまたま保護されたから良かったもののっ!何かあったらっどーするの!?それなのにっそれなのにっ!・・・・・・」 私は、怒声をあげた後、妹が万が一がおきてしまってしまった事を想像してた・・・とても怖くなった・・とても・・とても・・・・・ 失いたくない・・そこまで言うと・・おおげさかもしれないけど・・そういう風にしか思えなくなった・・ 「ふぇっ・・ごっ・・ごめっ・・」 「・・そんな・・悪い子にはっ!」 私は、泣きそうになるマナをひょいと脇に抱えて、スカートを捲くって履いている下着をずり下ろす 「ひぁぁっ!やーーーっ!」 赤面しながら、パタパタ手足を暴れさせるマナ・・どーやら、マナにはこれからされる事がわかったらしいわね・・ 「せ・・先輩先輩・・ちょ・・ちょっと・・落ち着いてって・・何する気なんですか?」 「見てわからない?悪い子に、お尻ぺんぺんするのよ」 そうゆずに言いながら、私はマナの泣き顔を見るのは・・つらい・・と思いながらも、その思いをふりきってっマナのお尻を叩いたっ! ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ! ダメでしょっ!こんな遠くまできちゃっ! 「ひああぁ〜〜ん〜〜いたぁいっ!いたぁいっ!いたぁいぃ〜〜〜〜〜〜」 ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ! 迷子になったらどーするつもりだったの!? 「やぁーーーっ!!ごめんなさぁーーーーーいぃ〜〜〜〜〜」 ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ! 「いぁぁあああ〜〜〜〜〜〜ごべんな〜〜ざぁぁ〜〜〜〜〜いぃぃぃ〜〜〜うわぁぁ〜〜〜ん」 「ちょ・・りなっち先輩・・・大丈夫ですか?ずっと泣いてますよ?」 お仕置きしているんだからっ!当たり前でしょっ!? 「・・・いやぁ、けど、つらいのはわかる気がしますが・・そんな泣く程じゃ・・・・・・・・・・?」 ゆずは黙ってなさいっ! 私は叱るのに、夢中でゆずの声に聞く耳を持てなくなってきた 「・・りなっちせんぱ〜い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 いいから、黙るのっ! 私は、叱る事に集中した・・なりふり構わずに・・ 「・・・・・・・」 ゆずは黙って私を見届けるようになった・・ ・・いけない子っ!! ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ! 「あうぅぅ〜〜〜〜うわぁ〜〜おねえちゃぁぁあ〜〜〜んん〜〜〜ごめんなさぁ〜〜いぃ〜〜」 泣いてもまだ、許さないんだからっ 「ちょっ!りなっち先輩!?大丈夫ですか!?」 え・・・待って・・・ちょっ・・私・・・ 「ごめんなさぁぁいぃ・・お姉ちゃんを・・・・・・ごめんなさぁい・・・・ひっく・・」 うぁ、実は・・・・・抑えられてなかったのね・・ 「・・・りなっち先輩、ハンカチじゃなくてアレなんですけど・・はい、タオル」 ・・・ありがとう・・ 私は・・・ゆずが持ってきたタオルを受け取った・・・ あ〜ぁ・・私は・・どんだけマナに弱いんだろ・・けど、しょうがないよね・・うん・・だって・・マナは私にとって、この世にたった一つの宝物だもの・・・ってモノ扱いしちゃ・・マナに怒られちゃうかぁ・・ ・・・・・・・・ お仕置きを終えた後? ・・・私は今日のバイトをきりあげ、バイト服着たままそのままに、急いで、マナと一緒に帰る事にした、いつまでもバイト先に迷惑かけるわけにはいかないでしょ? で、マナなんだけど・・さっきまで泣きじゃくってた姿がまるでウソのように今は、肩車をしてあげたら、きゃっきゃっとはしゃいでいたわ・・・て・・まぁ・・・人の事言えないけどね・・・ んーん、なんでもない・・ 帰るのが遅くなる事覚悟でご機嫌とりしたわ・・・・・・ま、いっか、その分お姉ちゃんと一緒に遊べるもんね〜マナ?・・とか言ったけど、本当は私が一緒に遊びたいだけだったんだけどね・・ ・・・・・・・・ 「わぁ〜〜くりすましゅ・・・・くりすみゃ・・・・くりしゅみゃ・・」 噛み放題なマナ・・・何かどんどん、言えば言う程悪くなってるし・・きっと、今度こそって・・力んじゃうからそうなっちゃのね・・ふふっリラックス、リラックス〜 「ふふっ、クリスマスツリーでしょ?」 「うん、くりしゅましゅ・・・・・アレ、すっっごぉ〜くきれ〜〜いだよねっ、おねえちゃーん、あそこーっいこー?」 あ、クリスマスツリーをアレで誤魔化した・・・まぁ、置いといて・・ 綺麗ないりゅりゅみ・・・いりゅりゅみ・・あーもうっ!とっ・・と・に・か・く、色んな装飾で綺麗に飾られたクリスマスツリーを指差してきゃっきゃっとはしゃぐマナ 「ん、りょーかいっ!全速っぜんし〜ん」 私は、そう言いながら、マナが指指した方向へと走って向かう 「わぁ〜〜い・・・けど、おそ〜い」 その言葉にはちょっとお姉ちゃん、カチンと来ちゃいましたわよ? 「本当に全速前進したら、マナが振り落とされるからですぅ〜」 「じゃぁ、マナしっっかりとつかまってるですぅ〜」 「それでも、振り落とされるんですぅ〜」 「そんなことないもんっですぅ〜」 「じゃぁ、見せてあげるですぅ〜・・というか、一体いつまで、『ですぅ〜』の言い方マネし続けるつもりよ?マナ?」 「お姉ちゃんがそんな言い方するからですぅ〜」 気にいったの?もしかして? 「はいはい、じゃぁ、マジ全速前進やっちゃうからねっ・・た・だ・し、『ですぅ〜』の言い方のマネをやめるならだけどね?」 「はぁ〜いですぅ〜」 やめてないしっ・・・マジで気にいったの? 「まぁ・・いっか、んじゃ、やるから、しっかりつかまっててね?」 「うんっ」 きゅっ ワクワクとした感じな顔で返事して、きゅっとしっかりと私の服につかまるマナ・・・ ん〜実際これ以上早くしようと思ったら、ちょっと色々と危険なのよねぇ・・・・・主に私が・・ 「よぉ〜し・・・っと・・あー、残念、ねんりょー切れです〜、ぷしゅ〜」 ちょぉ〜〜〜〜〜〜と大人げなかったかな?ホントに残念そうな顔してるし・・ 「えー・・もっと、頑張ってください〜・・・んしょ・・んしょ・・・えいっえぃっえいっえぃっえーいっ」 ぺちっぺちっぺちっぺちっぺちんっ マナは器用に私の肩車から無事に降りるや、いなや、私のお尻を数回叩いてきた 「ちょ・・お姉ちゃん、今はおウマさんじゃないからっ、お尻叩かれても早く走れないってばっマナ」 「えー?あ、そっか、今日はお姉ちゃんサンタさんだもんね」 服装だけね 「・・ん〜じゃぁ、マナはトナカイさんだっ」 「うんっ!!えへへ♪」 「それじゃぁ・・・・、ふふふ〜・・えいっ♪」「わわっ」 「サンタさんを運んでくださ〜い、トナカイさん♪」 私はマナの背後から覆いかぶさるようにして抱きついた 「むぅ〜〜りぃ〜〜〜おねえちゃぁ〜〜ん・・おもい〜〜」 押しつぶされるマナ、手足をパタパタ暴れさせた後、苦しそうにそう言った、やっぱりムリか〜 「失礼な〜〜な〜んちゃって、ごめんね、ムリ言っちゃって・・」 「むぅ・・・よ・・よぉ〜し、こぉ〜いっっ」 マナが私の言葉にカチンと来たのか、バッチ来いという感じな構えをとった 「へ?・・・ふふ・・じゃぁお言葉に甘えて〜・・とりゃっ♪」 私は再び、背後から覆いかぶさるようにして抱きついた 「ぬぬぬぬ〜〜〜ややや〜〜〜やっぱりぃ〜〜〜むりぃい〜〜〜」 ぷるぷると力んでみるも・・やっぱりつぶされて、パタパタ手足だけを暴れさせるマナ、笑いながら私はゆっくりとマナの上からどいた 「あははは〜トナカイさん失格〜」 「いいも〜ん、・・はぁ〜・・今ので、マナ疲れちゃった〜・・お姉ちゃ〜んおんぶして〜おんぶ〜」 小さなその両手を目一杯に大きく広げ掲げて、立っている私の顔目掛けてぴょんぴょん跳ねながら、甘えようとするマナ 「も〜あまえんぼなんだから〜・・・ほいっカモンッ!マナッ!」 微笑みながらそう言った私は、後ろを向いて、しゃがんで、後ろ手で両手を差し出す 「うんっ!とぉっ」 ぴょんっと跳ねる感じに私の背に抱きつきマナ、私はおんぶしてあげた後、人目を気にせず、出来るだけ全速力で走りながら、クリスマスツリーまで走って、ツリーの周りを一周した・・・・ ・・・・・・・・ ちょ〜と・・・・・ ・・はいはい、実際は大分疲れたわよ・・おんぶして走ったんだもの、マナが軽いとはいえ、そりゃ疲れるわよ だから、マナを何とかいいくるめて、ウチへ帰ったわよ・・・ お家へ帰った後?あぁそんなの・・・当然・・、マナはお母さんから・・・ ・・・・・・ ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ! 「ふぇえ〜〜〜〜〜〜〜ごめんなさぁぁ〜〜〜いぃ〜〜〜」 お仕置きされた・・・すでにもうバタバタ暴れるマナにお母さんの容赦ない平手が数十発、下着を脱がされ、むき出しにされたマナの生尻に打ち下ろされている・・・・100発ぐらいいきそうな勢いね・・ 「お姉ちゃんにもっママにもっ!心配かけてっ!もぉ〜〜と反省しなさいっ!今日は泣いても許さないからねっ!」 ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ!ぱぁんっ! 「あぁ〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜ママァ〜〜〜ごめんっなさぁぁあああ〜〜〜〜いぃ〜〜〜」 ・・・とてもじゃないけど、私には見てるだけでもつらい光景・・けど、妹が事故とかそういう・・どうかなった時の映像よりも遥かにマシね・・ まぁ・・・けど、やっぱり・・見てられないわ・・・・アレは・・ そう思ったから、部屋から出ようとしたけど・・私はお母さんに引き止められ・・出られなかった・・ ・・・・・・ えっと・・まぁ・・その後・・・・・その部屋で一緒にマナと寝ちゃったのよねぇ・・ ・・・次の日・・・ ・・今日のバイトはね・・彼氏が居るからソイツとデートとか見え見栄なウソついてバイトはサボった、たまには、マナとたっくさん、遊んであげたいしねぇ・・・・ な・・何よ?・・お前がマナと遊びたいだけじゃないのか・・?・・バレたか〜、けど、さぼって遊んだっていいじゃないっ、いつも頑張ってるんだからっ ・・・・ 私は勢いよく、居間のドアを開けた ガチャッ 「おはよっ、マナッ!」 「おはよぉ・・おねぇちゃぁん・・」 こたつに入って何だかぐったりしてる感じなマナ・・・・まぁ、昨日・・・お仕置きされてたからねぇ・・ 「何だか、元気ないわね?どーしたの?」 「・・プレゼント・・」 「え?」 「クリスマスプレゼント・・・マナ悪い子だったから・・もらえなかったのぉ・・」 ・・あぁ・・・そっか、私だけじゃなく、お母さんにもお仕置きされたからそう思ってるのね・・ 「・・何をプレゼントにお願いしたの?マナ?」 「・・・・マナを大人にしてください・・」 「へ?なんでまた?」 「だってぇ・・マナ・・大人になりたいもん」 早く大人になっても、良い事なんて、ないのにねぇ・・・むしろこっちは子供に戻りたいぐらいよ・・ そうそう、子供になったら・・お尻ぺんぺんされた時とか、遠慮なく泣けるし・・あまえ・・・・・ ・・・あっ! ちょ・・・わーわーーっ!今言ったの無しっ!無しっ!忘れてっ!!お願いっ ・・・・・・・ 「ん〜、けど、私はマナはまだ大人になって欲しくないな〜」 「・・・・ぶー」 「はいはい、ぶーたれない、あ・・・」 ・・・・・・・ ・・思いついた事言ったのよ、大人になったら、幼稚園にも小学校にも行けなくなるわよ?ってね そしたら、悩んだ末だったけど・・マナは一応納得してくれたわ その後は・・まぁ、納得してくれてスッキリしたんだし、たくさん遊んであげようと思って、手を差し伸べたわ ・・・・・・ 「よしよし・・、マナ、今日はおねーちゃん、バイト休みだから、一緒に遊ぼうっ!」 私はこたつから出て、立ち上がり、マナに手を差し伸べた 「うんっ!・・・・あ・・そうだっ」 マナが、私の手を取って立ち上がった瞬間、何かを思いついた顔をした後、台所へとたたたっと軽快な動きで移動した 「おねえちゃんっ」 マナが私の前まで戻ってきた、・・・後ろ手で隠すようにして何か持ってきた 「な〜に?」 「えっへへ〜♪」 マナはニッコリいながら、後ずさりして私から、距離を置くと・・ 「あ・・クラッカー」 「うんっ!今日はクリシュマス・・・くりゅす・・・・・サンタさんが来る日だよ?」 あ、クリスマスまだいえないのね・・・・・にしても・・サンタさんが来る日か・・まぁ、マナにしては上手い具合に誤魔化したわね・・ そういった後、マナは笑顔でクラッカーのヒモを勢いよく引っ張った パンッ! 「メリーくりしゅま〜しゅっ!!」 めりーくりしゅましゅ 〜バスタイム編〜へ続く |
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我らがマイスターあきらから素敵なクリスマスプレゼント! 可愛い、姉/妹のスパ劇場ですよ〜!いえ〜い!ヽ(*´∀`)ノ 見どころは何といっても溢れる姉妹愛、そしてマナちゃんの可愛らしさでしょう!! お姉ちゃん感極まって泣きながらお仕置きしてます!!愛だよ!愛! 愛しのマナちゃんも舌ったらずとか、いちいちお姉ちゃんのマネっこする所とか可愛すぎですから(ノ´∀`*)!! マイスターあきら、ほのぼの可愛いクリスマスプレゼント、ありがとうございました! もちろん、バスタイム編ももらっちゃうよ☆ |
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