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司さんと僕〜コスプレ編〜 一応18禁


『アズマックス、今日も彼氏の家にお泊り?』
『なぁなぁぶっちゃけ、どこまでエロイ事してるの〜アズマックス?』
『おいやめろよ〜アズマックスが困ってんだろ〜〜♪』
(うぅっ……皆こういう話題が好きだよね……あと“アズマックス”って呼ぶのやめて!)

友達とそんな会話をした事を思い出しながら、僕はため息をついて、脱衣所で着替えていた。
実は今日、司さんの家にお泊りに来たんだけど、とんでもない物を見つけてしまったんだ。
“セクシ―女教師コスプレセット”……司さん、真夜中テンションで買っちゃったんだって。
小さいロボットの置物の頭がどっか行っちゃったって言うから、司さんが席を外した間に探してたら
ベッドの下で見つけちゃった。隠し場所がベタだよ司さん。
すっごく焦って、真っ赤な顔で、必死に言い訳する司さんが可愛くてかわいそうになって、
「せっかくですから僕、着てみましょうか?」って、そう調子に乗ったはいいけど
いざ着てみると……想像以上に激しい代物だったよコレ!!
(何コレ、肩紐どこ行ったの無いの!?何でこんなスカート短いの!?
横とか網じゃんスッカスカじゃんどうなってんの!?肌を守る気あんの!?服としてどうなの!?)
ショッキングピンクに黒のフリル……うぅ、ボレロってか、小さい羽織るものが付いてるのがせめてもの救いだよ……。
僕は精神疲労で鏡に手をついて、一番重要な疑問を呟いた。
「っていうか、僕はこれ、似合ってんの……?」
うぅぅ!!分かんないよたぶんアウトだよ!居たたまれなくなってきたよ!
もうバカバカバカ!司さんのバカ!何でこんな物買っちゃったのさ〜〜っ!!でも好き!
「……こんな、酷いモノ買っちゃう司さんには……いつもより酷いお仕置きしちゃっても、いいよね……?」
鏡を直視せずにそんな事を考えて……僕はドキドキゾクゾクしちゃうのでした。


で、そう考えたら恥ずかしいより何より、司さんをお仕置きしたくなって彼のところへ戻った。
床でくつろいでた彼の顔がサッと驚きに変わる。その後、嬉しそうに。
「あ、梓……本当に着てくれたんだ……あり、がとう。可愛いよ」
なんか司さん……ぽやっとした顔してる。だ、大丈夫だった?自信持ってOK!?
よーし!堂々と行くぞ!!
「つ、司君……!!」
平常心平常心!!
「はい、先生……」
司さんも恥ずかしそうだよ!押せる!!頑張れ梓!
「今日は、どうしてお仕置きされるか分かる……?」
「……先生に、そういう、セクシーな格好してほしいって、思っちゃったからですか……?」
司さんが照れて、たどたどしく言う。
どうしたのこの子誘ってる!?いやいや、落ち着け……るわけがない!!
僕の興奮ゲージがいきなりMAXを越えちゃいました!
「そうだよ……司君が、いやらしくて悪い子なのが治る様に先生がお仕置きしてあげるから」
「はい……」
「じゃあ、ズボン脱いで。下着も」
「…………」
司さんは素直にズボンと下着を下ろして、僕の顔を見る。
堪らないねこの熱に浮かされてる感!僕もだけど!
さぁて、今日はどうやってお尻ぺんぺんしちゃおうかな?膝の上?四つん這い?中腰……それとも、立つ?
まぁこの場所的には……
「うん。次はテーブルにもたれてお尻突き出して」
司さんが色っぽく吐息だけ漏らして僕の言うとおりにお尻を突き出す。
あぁ、綺麗だな司さんのお尻!早く真っ赤にしたいな!
そんなもの見せられたら、僕はもう我慢できなくなって、思いっきり司さんのお尻を打った。
バシィッ!!
「あ!!」
ビシッ!バシッ!ビシィッ!!
「せんせっ、ごめっ……なさい!!」
「司君ったら、まだまだ先生にお尻ぺんぺんされちゃう子供のくせに、
考えてる事だけはエッチな大人の男なんだね」
「うぅっ、ごめんなさい……!!」
本当に気弱な音色で司さんが言う。
今回は本当に、男の性でエロス方向に暴走しちゃったみたい。
それが、何だか珍しくて可愛くて、僕はますます司さんのお尻を平手打つ。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!
「まぁいいよ。先生の可愛い、お仕置き特待生の司君のご要望だもの。少しくらいは……でも!!」
バシィッ!!
「んぁああっ!!」
「そんなヤラシイ事ばっかり考えてるから、いつまでもお尻叩かれちゃうんだよ?分かってる!?」
僕としてはいっこうに構わないけど!
けれど、司さんのもじもじしてるお尻をいじめながら叱るよ先生だから!
「全く!そんなエロ妄想炸裂の司君は、お尻叩かれて泣いてなさい!先生のこの格好見られずにね!」
「そんな……っ!!」
「何!?」
ビシィッ!!
「わぁっ、分かりましたぁ……!!」
「分かればよろしい、よ。しっかり反省してね!」
バシッ!バシィッ!!
「ひっ、先生っ、痛い!ごめんなさい!」
「まだダメ。いつも司君が泣くまでお尻ぺんぺんするでしょう?」
「やだぁぁっ!!ごめんなさぁぁい!」
司さんが半泣きで痛がってる。“泣くまで”って言ったから怯えたのかな?
お尻は確かに赤い。でも、いつもはもっと真っ赤にしちゃうし。
僕、お尻を真っ赤にされて泣いてる司さん好きだし。何度も言うけど。
だから叩くのをやめる気にはなれなくて、司さんをそれっぽく怒鳴る。
「司君は今日、悪い子の上にいやらしい子だから、いつもの2倍お仕置きしてるの!大人しくして!」
ビシッ!バシィッ!バシッ!
「うぁああっ!ご、ごめんなさい!!うっ、真面目に、しますからぁぁっ!」
(……それもちょっと寂しいけど)
教師と生徒である前に、恋人同士だもんね僕達。少しぐらいのエロスはあってもいいと思うな。
そしてお尻を叩かれて泣いてる貴方は、僕にとって超エロスですよ司さん!!
バシィッ!!
「うわぁあああああん!!」
あぁ!変な事考えてたらクリティカルヒットしちゃったらしく、司さんが泣いちゃった!
で、でもお仕置きだし!これでいいはずだ!
僕は、止まらず司さんの赤いお尻を叩き続けた。
「せんせっ!痛いぃ!ごめんなさい!もうしないから!いい子にするからぁっ!」
「反省した?」
バシッ!バシィッ!!バシッ!
「あ、うっ!わぁぁああん!したぁっ!許してぇぇッ!!」
ビシッ!バシッ!バシィッ!!
「い、やぁああああっ!うわぁああああん!ごめんなさぁぁぁい!」
「…………」
いくら、こんな彼が可愛いって言っても、これ以上お仕置きしたら可哀想かな?
泣き喚く司さんが、いろんな意味で僕の胸を締め付ける。
でも、そんな司さんをもっとお仕置きしたいと思う、司さん以上に悪い子な僕もいるわけで……
「あぁぁああん!先生!ぐすっ、先生、痛いよ!やだぁぁぁっ!」

司さん……♥

きっと、この時……僕の頭の中で何か大事なものが溶けたんだと思う。
「わ、分かった。司君、お尻のお仕置きはもう許してあげる……」
バシッ!
「あ!!っ、ぅ……ぐすっ……!!」
まだすすり泣いてる司さんに、僕は、
「司君……ほら、こっち向きなさい」
「うっ、先、生……?」
強引に(司さんも僕の動きに合わせてくれたのかもしれないけど)
床に引きずり下ろす様に向かい合って、
「司君がちゃんとお尻ぺんぺん我慢しないから、違うお仕置き」
「!!?」
「今度こそ、嫌がったり逃げたりしちゃダメだからね?約束する?」
司さんの、おちん……ンンッ、大事なところを握りこんでいた。
「あ……ず……!?」
「セ・ン・セ・イ、でしょ?」
驚く司さんに構わずそのまま上下に揉みこむ。
「ひっ、や……!?」
「司君……先生のこの格好見たかったんだもんね?
こんな格好の先生に、お仕置きされたかったんだよね?」
「あ、ぅ……!!」
最初は驚いた顔だった司さんも、擦り続けていると、表情が緩んで口をパクパクさせている。
触ってるところも固くなってきた。
「どうだった?痛かった?でも、司君は痛いお尻のお仕置きが大好きだもんね?
ねぇ、今日僕がここにくるまでに、今日みたいにお仕置きされる事、想像した?」
司さんは答えない。
ギュッと目を閉じて真っ赤な顔を逸らした。
そんな返事は許せない。僕は手を動かしながらさらに彼に問う。
「答えて。今もう一回、お尻叩かれたい?」
「や、やだ……!!許し、て……!」
「許すよ司君……さぁ、答えて。この格好の僕にお仕置きされる事、妄想した?」
口元を押さえ、司さんはヤケクソみたいに頷く。
その答えに感動する暇もなく、僕は次の質問をぶつけていた。
「それで、こんな風に自分で弄った?」
「……!!」
司さんが目を見開く。
泣きそうな顔になって、一気に横へ首を振る。
「し、してない!!してない……!!」
「司君……正直に言わないとお尻ぺんぺんだからね?
したよね?エッチな格好の先生にお尻叩かれるところ妄想しながら、お弄りしたんだよね?」
「お願ッ……あ、ずさ……嫌だ……!!」
「先生を呼び捨てにしちゃダメ!」
「痛ッ……!はぁ、はぁっ……!!」
お仕置きで強く握ったのを慰めるように、また優しく擦る。
ダメだ……追い詰められる司さんの表情にゾクゾクしてきた。
「正直に言ったら、このお仕置き終わりにしてあげる。先生に、本当の事教えて?」
「あ……ず……!!」
「セーンーセーイーの、言う事が聞けないの司君?言わなきゃずっとこのままだ」
「ふぁっ!!ぁっ……!!」
ずっと触ってたらいつからかぬるぬるしてきた……。
そのぬるぬるを生かして、塗りたくるみたいにしごいてたら、
「し、しました……」
司さんが折れてくれた。
彼は僕が手を動かすたびに声を震わせて言う。
「エッチな、ぁっ、格好の、んっ、先生に……
お尻、叩かれるっ……ところ、はぁっ、妄想、しながら、お弄りしました……!!」
「……!!」
この時の僕の感動をどうやって表現したらいいだろう!
狂ったように歓喜の声を上げる内心とは裏腹で、僕は司さんに囁くように言った。
「いい子。ビクビクってなったよ。このまま、いかせてあげる」
「っ、……やめてぇっ……嫌だぁ……!」
「お仕置きなんだよ?いい子にしてなさい。先生の事呼びながら、気持ち良くなって」
「やっ……先生っ……!!うぁっ!!」
司さんは何度も嫌がってる。やめてほしがってる。でも、僕は自分を止めることができない。
今の僕はきっと酷い顔をしている事だろう。
でもいいんです……!司さん、僕は醜い怪物になって貴方をめちゃくちゃにしたい!!
「司君……!!」
獲物に噛り付く意地汚い獣みたいに、僕は司さんに体重をかけて、
彼の大事なトコを欲望のままにいじくり回した。
「ごめんなさい!ごめんなさい!あぁっ、もうやだぁぁっ……!!」
何とも奥ゆかしい断末魔と共に、彼は果ててしまった。


その瞬間に我に返る僕。
慌てて手を離してももう遅い。
うわぁあああっ!!やっちゃったぁぁぁぁあああっ!
「ご、ごめんなさい……!!僕、何て事を……!!」
司さんが泣いてる顔を見て、一気に罪悪感が込み上げる!
優しい司さんに、僕が、無理やりやったんだ……!!
ど、どうしよう!どうしよう自分が最低過ぎて泣きそう!!
「司さん、嫌だって言ったのに……な、泣いてたのに……!!ごっ、ごめんなさい……!!」
「梓……」
「うぅっ……!!」
僕が泣いたって仕方ないのに!むしろそれって卑怯だよ!
でも、涙が止まらなくて手で顔を覆った。「ごめんなさい」って、小さな声しか出ない。
それでも、司さんは……僕の頭を撫でてくれた。
「泣くなよ。俺、格好悪いところ見せちゃったな。
今日の“先生”、何だか激しかったからビックリして。本当は気持ち良かったんだ」
「でもっ……でもぉっ!!」
司さんは優しいから!優しいから優しいから!!こんな僕の事、怒ってもいいはずなのに……!!
そう言いたかった。でも、言う前に司さんの明るい声が聞こえる。
「じゃあ〜、俺も、悪い先生をお仕置きしちゃえばおあいこか?」
「!!」
“お仕置き”って言葉に、僕は泣くのも忘れて身構える。
ちょこっとビビりながら聞いてみる。
「お、お尻叩くんですか……?」
「それでもいいけど……」
「いっ、嫌です許してください!!」
「ははっ、いつもと逆だな!ダメだぞ梓、覚悟決めろ!」
司さんがガバッと僕を抱き上げる。ビックリして目を閉じた。
ぎゃ――っ!運ばれるよお尻叩かれちゃうよ絶対痛いよ――!!
で、でも司さんに抱っこされちゃった!!
「うわ――っ!……ひゃ?!」
軽く落とされたのはベッドの上。
見上げた司さんはやっぱりいつもどおりカッコよくて、嬉しそうで。
「改めて見るとすっごいな、この服……」
そんな事をしみじみと言いながら、僕の体を撫で回す。
「んっ……やっ、司さん……!?」
司さんに触られて僕はフワフワして……こ、この服、布が薄い上に面積小さいから!!
しかも側面はほぼノーガードだから!!
僕を一しきり撫でた後、司さんは机の引き出しから何かを持って戻ってきた。
「あ〜ずさ、悪い子だ♪泣くまで許さないからな?」
爽やかに微笑む彼の手には“お徳用ローション”。
「あ、あっ……そんな……♥」
僕は、僕は、僕は何をされてしまうの!?いっこうに構わないんだけど!!
なんか、まだ、覚悟ができてなくて恥ずかしかったです。

結局、司さんのお仕置きはちっとも痛くなかったけど、梓は泣いてしまいました♥

たまにはセクシー女教師も、悪くないかも!


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【作品番号】tukaboku2


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