![]() ハロウィンジェラシーモンスターズ ☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆ 戻る ☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆ |
(で、でも!門屋君が潰すって言ってたから、潰さなきゃ!) 夕月は拳を握りしめ、ヘロヘロのパンチで鷹森に殴りかかる。 「てりゃぁぁぁっ!!」 「うわっ!?大堂先生!?」 「た、鷹森――――っ!!」 若者達の声が高らかに響く。 その喧騒はちょっとした騒ぎになった。 警備員が駆け付けたら、解決した程度のちょっとした騒ぎ。 けれども、そんな騒ぎでも帰ってきた夕月は叱られていた。 事情は健人に知られてしまったのだ。 「先生……ケンカだなんて、貴方らしくもない……」 「だってね、だって、カップルを潰すのがハロウィン・ジェラシー・モンスターズの掟なんだよ?」 困った顔の健人に、夕月は泣きそうになりながら言い訳を並べる。 それは全く言い訳にならなかったようだけれど。 「その……ええと、貴方が人に暴力を振るう様なモンスターなら僕はお仕置きをしなくてはいけませんね……」 「ひぇぇぇぇっ!」 一応、ハロウィンノリに合わせてくれた健人に、 夕月はあっけなくお尻を叩かれる羽目になってしまった。 いつものように膝の上に乗せられて服を捲くられる。 そして下着を下ろされてしまう。 ここまできたら後は叩かれるだけだった。 ピシャンッ! 「ひゃぁぁんっ!」 「先生、いけません!人に暴力を振るったりして!」 「ひぃん!痛いよぉ!」 ピシッ!ピシッ!ピシンッ! 健人に強くお尻を叩かれて、早くも泣きそうになってしまっている夕月。 けれどお仕置きにはそんな事は関係ない。 ひたすら叩かれた。 ピシッ!ピシッ!ピシッ! 「どうしてあんな事をしたんですか? モンスターになりきったからってそこまでする事ないでしょう?」 「だって、だってぇっ!カップルを潰すのがハロウィン・ジェラシー・モンスターズの掟だもぉん!」 「そんな怪しげな団体は脱退してください!!」 「わぁん!そんなぁっ!せっかく門屋君や立佳君と仲良くなれたのにぃっ!」 「人に暴力を振るう様な、不良のお友達と付き合うのは関心しませんよ?」 「ち、違うよ!不良じゃ無いよぉっ!優しい子達だよ!?」 健人にピシピシとお尻を叩かれつつ、その痛みから逃げようと体を揺すりつつも 夕月は必死に門屋や立佳を庇っていた。 「ちょっと、彼女がいないのが寂しいだけで本当は純粋な子達なんだよぅ!」 「そんないい子達が暴力に走ろうとしているんだったら、 先生は止めないといけないんじゃないですか?暴力はいけない事でしょう?」 「うっ、うぅぅっ!そうかも……!」 ピシッ!ピシッ!ピシッ! 「あぁぁあんっ!痛いィっ!痛いよぉ!」 我慢のできなさが限界に近付いてきたのか 叩かれ続けて真っ赤になったお尻を跳ねさせて暴れる夕月。 そこを健人にいっそう強く叩かれた。 バシィッ! 「いひぃぃっ!」 「今度から、お友達と一緒になって暴力を振るわないと約束できますね?」 「うわぁあああん!できますぅぅっ!」 甲高く悲鳴を上げた後に一気に泣きだした。 そんな夕月にお尻叩きは止まない。 ビシッ!バシッ!ビシィッ! 「あぁあっ!やだぁぁっ!ごめんなさぁい!人に暴力振るってごめんなさぁぁい!」 「……きちんと謝っていただけて安心しました。けど、念のためもう少し反省して下さい!」 ビシッ!バシッ!ビシィッ! 「ふぁあああん!痛いよ――!反省したよ――!ごめんぁさぁぁい!」 何度も謝りながら、しばらく叩かれて泣いて…… そんな厳しめのお仕置きを耐えきって それからやっと許してもらえた夕月だった。 のに、よっぽど痛かったのか、それとも安心したのか…… お仕置きが終わっても夕月は泣くばかりだった。 「うわぁぁあああん!痛いよ――!お尻粉砕骨折しちゃったよぉ――――っ!」 「せ、先生……もう終わったから大丈夫ですよ?」 「わぁぁあああん!」 泣きやまない夕月を撫でつつ、困ったので健人はおずおずとこう言った。 「あの、健介君がパンプキンパイを作ってくれてるみたいですよ?」 「え?」 「反省したら食べさせてくれるって、言ってました」 健人の言葉でさっきまで泣いていた夕月の顔色が変わる。 それはキラキラした嬉しそうな顔だった。 「わっ、わぁっ!それ、食べる!食べたい!」 「えぇ。健介君に“反省したよ”って伝えたらもらえると思いますよ」 「伝えてくる!」 夕月は目を輝かせ、走って部屋を出ていった。 「健介く――ん!!私、反省したよ――!だからパンプキンパイちょうだ――い!!」 遠くから聞こえてくる、夕月のはしゃぎ声に 優しく微笑む健人だった。 夕月BADEND |
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