モドル



強制調教授業!〜囚われた二人の執事〜


滞在●日目

俺が優雅に廊下を歩いていると、ある光景を見つける。
「またあの二人か……」
ぼんやりとそんな言葉が口をつく。
俺が見た光景ってのは、執事の門屋君が鷹森君をいじめている光景。
いじめていると言っても子供がじゃれ合っているようなものだけど……
門屋君が鷹森君の頭を抱え込んでグリグリグリグリと拳を押し付けている。
とはいえ、鷹森君は本気で嫌がっているし門屋君はあれで本気でいじめているんだろう。
(良くないな……)
俺は思う。これは良くない環境だ。
だって……あの二人が仲よくしてくれないと夢の執事丼3Pができないじゃないか!
俺的には寝かせた門屋君の上に鷹森君を乗せて、後ろから美味しくいただいちゃう、そんなプレイが理想なのに!
そんでもって、快感でワケ分からん感じになった二人がどさくさに紛れて熱いキスを交わす光景とか見たいのに!
(あの二人があんな仲では……何とか仲よくさせられないものか?)
そんな風に考えているうちに、上倉君がすっ飛んできて門屋君を叱ってお尻を打っていた。
うん。今夜のおかずはアレにしよう。
と、決めた時俺はひらめいた!
(そうだ!この手があったか!)
二人を仲良くさせるいい作戦を思いついた俺はさっそく準備に取り掛かる。

必要なものは大体上倉君に言えば貸してもらえた。
「こんなモノどうするんですか?」と不思議そうな彼には
『分からない?今夜君に使うのさ☆』と答えてあげれば「まっ♥」と頬を染める。
本当に今夜使ってあげてもいいけれどね。
それより今だ。今の事だ。
俺は……とりあえず門屋君を拉致るところから開始した。
門屋君を拉致って美味しい睡眠薬入りお茶とお菓子を振る舞ったところ昏睡状態に。
寝ている門屋君の服を全部脱がせて目隠し・手枷・足枷・のコンボで拘束。ベッドに寝かせておく。
そしてそこへ鷹森君を連れてこれば……

「門屋さん!!」
真っ青な鷹森君。そしてここで巨悪の権化である俺が一言。
「鷹森君……門屋君は悪い子だよね?いつも君の事をいじめてさ。
だから仕返ししちゃいなよ。君が門屋君を強姦するんだ」
「ごっ……!!?」
鷹森君は真っ青になって言葉を途切れさせる。
『強姦』なんて、ウブな鷹森君の世界じゃ耳慣れない言葉だろう。
みるみるうちに涙目になって声を震わせる。
「で、できません……」
「やり方なら教えてあげるから」
「嫌です!!やりたくない!!」
大人しい彼にしてはハッキリとした拒絶。いいぞ。この調子だ。
そして真の黒幕である俺はさらに彼を追い詰めるんだ。
「それができないなら俺が君を犯す」
「ひっ……!」
後ずさった彼の腕を強引に掴む。
フッフッフ……これならきっと……

鷹森君『それでも僕は、大切な仲間である門屋さんにそんな事は出来ない!』
門屋君『よせ鷹森!お前が犯されるくらいなら俺はどうなってもいい!俺を犯せ!』
鷹森君『僕にはできません!門屋さん……僕が貴方の身代わりになる!』
門屋君『鷹森……お前は俺の親友だぜ!』
鷹森君『門屋さん……貴方こそ僕の親友です!!』
【友情エンド】
からさらに→
俺『やれやれ……やっと仲直りできたか。実は君たちに仲よくしてもらうための作戦だったのさ!』
鷹森君『ご主人様……僕たちのために……!!』
門屋君『ご主人様のおかげで俺達、大切な事に気付くことができました!』
鷹森君・門屋君『ご主人様、抱いて♥♥』
俺『へへっ、仕方ねーな!二人まとめて相手してやるよ!来な!』
鷹森君・門屋君『はい♥♥』
【執事丼エンド】

ってな感じになるはずだ。
……まぁ、門屋君は眠っているけれどそのうち起きるだろう。
そう思っていた俺だけれど……ここで事態は思わぬ方向へ。
「ぼ、僕が……門屋さんを犯せば、僕は助かるんですか……?」
「へ?あ、ああ……そうだけど?」
妄想に浸っていた俺を、妄想とは違う鷹森君のセリフが混乱させる。
「…………」
鷹森君は、フラフラと門屋君に近づいていって足を開かせ……
っておいおいおいおい!!ま、まさか本当にやる気か!?
しかもここで、体を動かされた門屋君が目を覚ます。
「……ぁ?な、何だ!?何だこれ!?」
「門屋さん……」
「鷹、森……か?え!?お前がやったのか!?」
「ご主人様が、僕が門屋さんを犯さないと、僕の事犯すって……」
「はぁ!?お前何言っ」
「ごめんなさい!!」
俺が呆然としている間にも、二人の言い争いは続く。
事態の異常性に気付いた門屋君が慌てだしてさらに修羅場化だ。
「やめろ触んな!ふざけんなよ!お前が犯されて済むんなら、お前が犯されろ!」
「嫌だ!僕はそんな事されたくない!貴方を、――て、助かるならっ……!」
「卑怯者!自分ばっかり助かる事考えやがって!」
「その言葉、そっくり貴方に返します!!貴方だって僕に“犯されろ”って言ったくせに!!
卑怯者だって構わない!僕ら同じでしょう!?」
「やめろ!後でどうなるか分かってんだろうな!?一生恨んでやるからな!一生、いじめ抜いてやる!お前なんか大っ嫌いだ!」
「僕だって貴方なんか嫌いです!ずっと嫌いでした!お前こそ苦しめ!人を苦しめることしか、できないくせに!!」
俺は悲しくなった。そして怒りが湧いた。
何だこの無益な、醜い争いは……なぜ人は、憎しみ、傷つけあうんだ!!
もう見ていられない!俺の可愛い弟執事達が私利私欲で食い合う姿は!!
この子達は、こんな薄汚れた心の持ち主じゃない!!
「やめろ!!」
俺は叫び、鷹森君の体を後ろから引き止める。
そして鷹森君のお尻を思い切り叩く。
バシィッ!
「あっ!」
「お前達、なんて心が捻じ曲がってるんだ!」
ビシッ!バシッ!
「うぁっ!やぁぁっ!」
鷹森君のお尻を強めに叩いていたら門屋君がベッドの上で動揺している。
「な、何だよ……ご主人様、いるのか?何が起こってんだ?」
「“何が起こってるか”だって!?見えなくったって分かるだろうこの状況!!」
ビシッ!バシッ!バシッ!
「あぁあ!ご主人様ごめんなさい!や、痛いぃ!」
「“痛い”じゃない!お前の歪んだ根性を反省しなさい!」
鷹森君の悲鳴と、お尻を打つ音で状況を察しているっぽい門屋君はただただ硬直していた。
それはそうと、何だかこうしていると熱血教師になった気分だ。
名付けて“GGO(グレート・ご主人様・俺)”だな。
よし!ここは偉大なるご主人様である俺がたっぷり弟組二人をお仕置きしてやろう。
「あ、ぅ……ふぇっ……!」
すでにガンガン叩いたので弱泣き気味の鷹森君を、強引にベッドに乗せて四つん這いにさせた。門屋君の隣に。
そして、ズボンと下着を一緒にずり下げる。
教師っぽく怒鳴りながら。
「ほら!しゃんとしろ!泣くんじゃない!お仕置きはこれからなんだぞ!?」
「や、やだ……うっ、ぐすっ……!」
「……ざ、ざまぁ、みやがれ……俺に楯突くから、こうな」
「お前もだよ!」
「ひゃぁぁぁぁっ!!?」
隣で余裕ぶっていた門屋君も同じように四つん這いにさせ……られなかったけれど(手枷のせいで)、
お尻をこちらに向けて置く。
これは絶景だ。俺の心の名景100選に登録決定だ!
おっと、今はお仕置きの時間だった。俺は軽く咳払いのち、お説教をした。
「いいかお前達?俺は、ケンカばかりのお前達を仲直りさせるためにわざと犯せだの犯すだの……
とにかく、こんな事をしたんだ!お互いを助けあう精神を目覚めさせるために!(そして夢の3Pのために!)
それなのに、お前達ときたら自分の事ばかり!仲間を、兄弟を!売り合って!先生は悲しい!恥を知れ!」
「うっ……ぇぇっ、ひっく、ごめんなさい……」
「……ごめんなさい……」
二人は元気なく謝る。俺は何度か頷いた。
「うんうん。素直なのは良い事だ。
けど、お前達の犯した罪は重いぞ!その悪い心が清らかになるまでお仕置きだ!」
「ご主人様先生!俺達、もう反省したよ!自分達がどんなに、人間として恥ずかしい事したか……分かったんだ!だから許して!」
門屋君の順応性、というか調子の良さには毎回俺も驚かされることが多い。
しかし何気に鷹森君を含めて許しを乞うているところは感心だな。
「本当か?鷹森君もか?」
これで許すつもりはなかったけれど一応、そう振ってみる。
「な?鷹森も反省したよな?」
「反省、しましたぁ……」
「う〜ん。でもダメだな」
あっさりと。
俺は再びお仕置きを開始した。
まずは、いの一番に相手を犠牲にしようとした鷹森君からお尻を叩く。
すでにピンクがかっていたけれど思いきり。
バシッ!バシッ!バシッ!
「ひゃぁあああっ!痛い!ごめんなさい!」
「鷹森君は心優しい子なのに!土壇場であんな事をして!先生悲しかったな!」
「んんっ、ご、ごめんなさい!怖かったんですっ……僕っ、自分を、守りたいって……うっ、
とんでもない事……っ、うぁぁぁっ……!」
鷹森君は悲痛な声で泣いていた。恐怖心からのとっさの行動だとしても、後悔しているんだろう。
俺はそんな彼が泣くのを後押しするべくもっともっと、お尻を打った。
「ごめんなさい!ごめんなさいご主人様先生!!本当に、怖いのは、僕だった……!
あのまま、だったら……僕、僕ぅぅぅぅっ!!」
「よしよし。反省してるな?泣け!もっと泣け!もう怖くないから!
お前の中の悪いのは、先生全部、追い出してやるからな!」
「うわぁぁあああん!ごめんなさぁぁぁぁい!あぁん!」
バシッ!バシッ!ビシィッ!
この子の泣き顔には心を魅了する何かがある。なるほど。これが教師の気持ちか。
逃げようとするお尻を捕まえて、どんどん叩いて真っ赤にしてやった。
「あぁあぁぁ!痛いぃ!ごめんなさい!んあぁっ、反省しましたぁ!!」
裏返る悲鳴が可愛らしくて。必死な声に縋られたくて。
叩いていたけどそろそろ選手交代だ。
「まだ終わってないから、反省しておくように」
そう告げて鷹森君から手を離す。
大きく深呼吸してへたばっている彼を置いておいて、次は門屋君のお尻を打つ事にする。
「次は君の番だぞ」
「やめろよ……」
彼らしくない元気のない“やめろ”だ。
きっと、自分のやってしまった事への引け目もあるんだろう。
そう考えつつ俺はお尻打ちを始めた。
ビシィッ!ビシッ!ビシッ!
「ひっ!?あっ……!」
「君は勇気のある子だ。あそこで鷹森君を守る勇気を出してくれてたらな」
「んぁあっ!」
まだ打たれていなかったお尻を強く打ちつける。何度も。
少しずつ熱を持ってきた。
バシィッ!ビシッ!バシッ!
「うっ、ひぅぅっ!!お、俺だって……俺だって、怖かった!!
でも……きっと、鷹森が、目の前で酷い目に遭ったら耐えられなかった……!!
我慢してやれば、良かった……!!」
門屋君の声も泣きそうだった。
やっぱり、彼なりに後悔はあるんだ。いい子じゃないか。
「大丈夫。次は正しい判断ができるよ。お前はこのお仕置きでいい子になるからな!」
バシッ!バシッ!ビシィッ!
「あぁあああ!ご主人様先生ぇぇっ!」
俺にすべてを委ねるような悲鳴が愛おしい。
鷹森君と同じくらい真っ赤になるように、暴れるお尻に罰を与え続けた。
ビシィッ!バシィッ!バシィッ!
「うっ、ぁああ!やだぁぁっ!もうやだ!やめろ!叩くなぁぁっ!」
「何言ってるんだよ!鷹森君と同じにならなきゃフェアじゃないだろ!?」
「うわぁぁぁぁあああん!」
門屋君もしっかりと泣かせて……さて、そろそろこっちもいいかな。
俺はもう一度鷹森君の方に手をかける。俺に触れられた途端にビクリと震える怖がりさんな鷹森君。いいじゃないか。
「ご主人様、先生……」
「さっきまだ終わりじゃないって言ったろ?」
鷹森君は黙って頷く。
「最後まで頑張るか?」
「は、はい……」
怯えながらも、その立派な覚悟に敬意を表して、俺はしっかりと仕上げをしてあげる。
つまり手加減なしの平手打ち。まずは鷹森君へ。
バシィッ!
「やぁぁああっ!」
「お前ら、今度からケンカしたら……」
今度は同じくらいの強さで門屋君のお尻を叩く。
ビシィッ!
「うわぁぁああっ!」
「上倉君の代わりに俺がお仕置きしてやるからな!」
で、今度は鷹森君。
バシィッ!
「あぁあ!ごめんなさい!」
「二人一緒に!今みたいに!」
こんな風に交互に叩いてあげる。
ビシィッ!バシィッ!ビシィッ!
「やぁぁぁっ!痛い!もう反省したよぉぉっ!」
「あぁあああん!許してくださいぃっ!」
「も、もうやだぁぁっ!痛いって言ってるのにぃぃ!」
こうやってそれぞれの悲鳴を聞いていると何だかとても興奮してきた。
可愛らしいデュエット!もう少し楽しみたいけれど、もう二人が限界かな?
バシィッ!ビシィッ!バシィッ!
「ごっ、ご主人様先生、もっ……痛いぃ!痛いですぅぅぅっ!わぁぁああん!」
「やめろってぇ!もう反省したからマジでぇぇ!うわぁぁぁん!」
「うぇぇっ、怖いよぉ!帰りたいぃぃ!!」
うーん限界みたいだ。お尻真っ赤だし。
よし、じゃぁ……俺の手は二本ある事ですし……
「はーい!じゃあ、今日先生の言った事、分かった人〜〜!!」
バシィィッ!
両方のお尻を同時に叩く。
「「分かりましたぁぁぁぁっ!」」
同時にいい返事をもらえた。ので、これにてお仕置きは終了だ。
門屋君の拘束や目隠しも解いてあげた。
二人はグスグスと泣いていたけれど、俺が何か言う前にお互いに声を掛け合っていた。
「ご、ごめんなさい門屋さん……僕、貴方を犠牲にしようとした上に、酷い事言いました!!
門屋さん、いつもっ、僕の事助けてくれるのに……!意地悪ばっかりじゃないのに……!」
「あ、謝んなよ……俺が、お前の事……助けてやれなくて、ごめんな……。
お前、ヘタレだからさ……俺が、助けてやんなきゃ、いけなかったのにな……ごめんな!!」
「門屋さん!!ごめんなさい!僕のせいでぇぇぇっ!!」
「バカ!自惚れんな!お前のせいじゃないからな!?これから、カッコつけて俺の事庇うなよ!?」
そうやって二人で抱き合って……やっぱりいい子達じゃないか。
仲直りできて良かったな。
と、思った矢先に門屋君の声。
「でも、気持ちはわかるぜ。ご主人様に犯されるなんて絶対嫌だもんな!死んだ方がマシだもんな!」
「はい!僕……ご主人様に犯されるなんて考えただけで身の毛がよだつっていうか!有り得ないっていうか!」
What?な、何言ってるのかな?この子達??
「そうそう!ご主人様変態だし!生理的に無理!」
「僕らのパンツの事ばっかり気にしてますもんね!下品な人は僕ちょっと……」
……このクソガキ共がぁぁぁぁぁ!!
「合体!!」
俺は勢いよく叫んで、颯爽とベッドの上の鷹森君の体を抱えて門屋君の上に乗せる。
「ウイーンガッシャ!!」
機械音(口頭)と共に合体して“執事丼”完成。
「な、何なんだよご主人様!?」
「ご主人様どうしたんですか!?」
戸惑う二人に俺はニヤ付きながらこう言った。

「さて、次の授業は“二人仲よくご主人様に犯される”授業だ」

GGOの活躍にご期待ください。




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