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【あらすじ】

俺の名前はケキャキャ。王都“エダゴン”で国王のお世話役を務めるイケメンだ。 しかしながら、ある日目覚めると急に顔がキモメンになっていた！！ どうやらこれは何者かが俺にかけた呪いらしい！ これは困る！だって俺には幼いころに結婚の約束をした神官様が！ そう……こんな風に！今でもはっきり思い出せるあの甘い日々！ 彼の透き通るような長い髪と宝石のような瞳……！ きっと今頃美しく成長して、地位のある神官となって、権威ある大教会で 俺が迎えに行くのを指折り待っているはずだ！ （でも、いくら調べても彼のいる教会が分からないんだけど……） こうしちゃいられない！一刻も早く呪いを解かないと！ 俺は急いで解呪してくれそうな大教会をはしごしたんだ！ ところが…… くっ、ダメか……！！ ここもダメ……！！ ふざけるな！！ 行くところ行くところ断られ、たらい回しにされ…… 俺がたどり着いたのは森の奥深くにある小さな教会。 こうなったら場所は選んでいられない！ 俺は思い切ってその教会の扉を叩く！ 「どちら様ですか……？」 出てきたのは幼い神官様……あれ……？ 何となく俺の婚約者の神官様に似ているような……雰囲気とか。 ときめきながらも俺は彼に事情を話した。 「それは大変ですね……ぜひ、お力にならせてください！」 この優しさ！やっぱり彼に似ている！ こうして俺は愛の運命に導かれるようにここへきて、 呪いを解くために、この教会に滞在する事になった！！ けれどもこの教会にはまだ他にも３人の幼い神官様と 彼らの保護者代わりの若い神官様が……！！ これは（元）イケメンの俺を巡って神官同士の恋のバトルが始まりそうな予感！ まったく、モテる男は罪作りだぜ！

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